始めてのDIY
真ん中はTVを置くスペースになっています。
それぞれ、一番左が姿見を扉にしたロッカー。
真ん中が、上下に収納スペースを設けたTV台。
一番右が、クローゼットです。
これだけのものを作るには大量の木材が必要になります。
少しずつ仕入れる方法もありましたが背水の陣で挑んでしまえばあとに引き返せなくなるので、勢いで資材を購入してしまいました。
非常に懐かしいですが、当時全くの初心者ながら作成した設計図と、用意した資材です。
頭の中には完成時の大きさの想像しかなく組み立て前のバラバラの状態でどれくらい部屋のスペースを占拠するのか考えていなかったものですので、
いざ資材調達したあと資材が占める部屋のスペースの割合が広すぎて日常生活に支障が出る始末。
今この写真を見ると「一刻も早く取り掛からねば」と、当時作るのに迷ってる暇がなかったことを思い出します。
ポジティブに考えるならば
DIYに躊躇している方の場合、私のように先に何も考えず思い切って資材を用意してしまえば「やる(Do It!)」しかなくなるのでお勧めです。
では作成した家具について一つずつご紹介します。
まずは一番左の姿見つきロッカーから。
僕は身長が180cmで、一般的な姿見だと全身を見るのに窮屈だったので、大きめの姿見(170cmほど)を使っていました。
ただ、大きい姿見はその分部屋のスペースを必要とします。
そこで、姿見を立てかけたときにできる後ろのスペースを有効活用するために扉として利用しました。
とりつけ蝶番は縦7.5cm、幅2cmのものを2つ使用。
箱枠は幅65cm×高さ175cmの寸法となっています。
取手はホームセンターで調達し取り付けました。
姿見(写真の鏡扉)は購入時から白くペイントされていたので
それに合わせて白の蝶番を購入。
取手は木製のシンプルな物を選び、白のペンキで仕上げました。
箱枠はすべてSPF材の1×8材で上下、左右の面を作り、木工用コースレッドと木工用ボンドで組み上げました。
四角く囲っただけでは強度に不安があったので
箱の中真ん中に棚を1枚渡してあります。
使い続けて6年目になりますが今も特に問題なく利用できています。
イラストにするとこんな感じです。
現在、上の段に布団を。下の段にはDIYで使うための折り畳み作業台や、DIYで残った端材などを置いています。
続いて収納スペースを上下に設けたTV台を紹介します。
TV台とは言いつつTVを下取りに出したあと、空いたスペースに置くものが無かったので、早々に解体することにしました。
その時の映像がこちらです。
現在はこの写真の下の部分にあるのが、TV台だったユニットの一部となってます。
こちらもSPF材の1×8材で板をつなぎ合わせて面を作り、木工用コースレッドでシンプルに組み上げました。
右手にある扉もSPFの1×8材を木ダボでつなぎ合わせて作りました。
なるべく取手などをつけず、シンプルにしたかったので押し込み式の扉になっています。
仕上げたばかりの頃は板にねじれもなく真っ直ぐだったんですが、SPF材だからなのでしょうか…現在は少し沿ってしまいました。
木材は自然のものですし、この程度の反りは特に気になりませんがどうしても気になる方は反りが出にくい木材(カバ、オーク、ナラなど)を使用することをお勧めします。
最後にクローゼットを紹介します。
写真をみて分かる通り、こちらも全てSPF材(1×8)で作りました。
すべて同じサイズの木材を使うことで以下の利点があります。
①どれだけ費用がかかるのか計算しやすい
②誤ってカットしてしまったとき、箸材などでカバーできるケースがある
それに1×材(ワンバイ材)は2枚重ねれば2×材(ツーバイ材)の厚さになるため、
2×材(ツーバイ材)が欲しいのなら重ねるだけで事足ります。
上の扉は前述したTV台の扉と同じ構造でSPFの1×8材を木ダボでつなぎ合わせてつくりました。
完全な平らにするために、他のDIYerさんたちは長尺のクランプを購入したり
自作したりしていますがなるべく物を増やしたくない僕は
ロングサイズのマジックシート付きナイロンベルトで固定しました。
結果から言うと…これでうまくいきました。
固定した方法は以下のとおりです。
貧乏くさいですが
「DIYしたいけど、なるべくものを増やしたくない」
「俺は(私は)ミニマリスト。そんな無用の長物を買わせるな」
そんな方には是非お勧めです。
クローゼットの扉は当時シルバーの取手をつけていましたが、常に触れることを考えると木製の方が触れていて癒される感覚があったので今は木製のものに付け替えています。
クローゼットの中のハンガーポールも木製です。
枠の横幅に合わせた木製ポールを位置決めし、枠の外からコースレッドで固定しました。
クローゼット下は枠だけ作り、そこにニトリで1つ1000円という爆安のプラスチックケースをはめ込むのがコスパ最高でしたので当初はそうしていました。
ですが、いざ完成してみると人間は欲がでてくるもの。
実の弟からも「引き出しも木製にしたほうがいいんじゃない?」と指摘をうけて
作ることにしました。
楽しくもありましたが、これがまた大変でした。
この記事トップにある写真の引き出しはプラスチック製ですが、それらを全てDIYでつくりかえました。
引き出し作成の方法については次の記事に続きます。
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